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4.202017
「家族葬」とはどこまでの範囲をいうのでしょうか?
最近ではお葬式の規模を小さくしたいというお家が少しずつ増えています。
「家族葬」という案内看板を見かけることも多いですよね。
よく質問をいただくのですが、ここでいう「家族」とはいったいどの範囲までを言うのでしょうか?
「家族葬」には決まった形はない
「家族」という言葉をそのまま解釈すると、一緒に暮らしている家族や親、祖父母、孫くらいまでをイメージできます。
しかしながら、「家族葬」にはこれといって決まった定義がないのが現状です。
■同居の家族だけで執り行う場合
■親戚も含めて執り行う場合
■身内に加え親しい方など少人数で執り行う場合
など、同じ「家族葬」でもお家の方のご希望によりかたちは様々です。
時には50人規模になる「家族葬」もあります。
葬儀社の立場としては、お家の方にご希望のかたちをきちんとおたずねすることを大切にしています。
ご家族のご意向に沿ったお葬式が行えるように、「告別式案内看板の有無」や「葬儀日程のおたずねへの対応」など細かく打合せをいたします。
家族葬に参列していいのかわからない場合
参列する側としても、お通夜に参列したいけれど…「家族葬」だから行っていいのかどうか悩むこともあるかと思います。
■親族以外の参列を遠慮されていたり
■一切のお香典をお断りされていたり
■告別式の案内や告知はしていないけど、特に参列者を制限していなかったり
同じ「家族葬」でもかたちは様々です。
お家の方に連絡を取ることもどうかと思われることもあるでしょう。
そんなときは直接斎場に状況を確認することをおすすめします。
「家族葬」と「一般葬」どちらを選択するか
家族葬を選択する理由の一つとして、
「小規模にして費用を抑える」
という考え方(費用面については別の記事に書きますが)もあるかとは思います。
しかしながら、誰か近い人が亡くなったということを聞きつけたら、最後のお別れをしたいという気持ちが出てくるのが人情です。
「家族だけで」
とはいっても、なかなか思い通りにならない場合もあるのが現在の「家族葬」の実情です。
「家族葬」か
「一般葬」か
お葬式のかたちを決める際には親戚の方はもちろん、私たち葬儀社にもご相談いただけると、お力になれると思います。