記事・お知らせ
4.282017
その葬儀費用の見積りは高い?安い?比較するために知っておくと役に立つこと
「葬儀費用見積り」の基準がわからない。高いのか?安いのか?
お葬式の費用は日常的なものではありませんので、その判断基準をしっかり持っている方は少ないでしょう。
今回はその数ある判断基準の中からひとつだけ、最も基本となるものを紹介させていただこうと思います。
ほとんどの葬儀社で共通することですので知っておくだけで役に立ちます。
金額だけでは判断できない
例えば、葬儀を経験した知人から100万円の葬儀費用がかかったという話を聞いたとします。
あなたはそれを聞いて高いと思ったでしょうか?
現代の低価格をアピールした葬儀広告の金額を普段目にしておられる方は、100万円という金額にびっくりするかもしれません。
そこで、
会葬者は何人だったか?
(※会葬者とは通夜~告別式の2日間で弔問に訪れた方のこと)
と考えてみることが葬儀社を比較する際に役に立ちます。
もし聞くことができれば聞いてみるのも良いでしょう。
会葬者の人数=会葬用品(香典返し)の注文数です。
例えば300人の会葬者だったならどうでしょうか?
1つ1,500円(ちょっと高めのお品)の会葬用品だとしたら、300人の会葬者に300個の会葬用品が必要です。
計算すると
1,500円×300個=45万円+税となります。
そうなると、葬儀費用(100万円)の半分は会葬用品代だったということになります。
もし、同じ葬儀社で同じ会場、同じプランやオプションだったとしても会葬用品の数が100個だったらどうでしょうか?
そして今回は、1個1,000円の会葬用品を選んだとします。
計算してみましょう。
1,000円×100個=10万円+税となります。
葬儀費用の合計はさきほどの300個の時(葬儀費用合計100万円)より35万円安くなり65万円です。
合計金額だけ聞いた時の印象はだいぶ変わります。
「会葬者○○人で○○円の葬儀費用」
このように、会葬者の人数を加えるだけで、より実用的な比較ができるようになりました。
最近ではめったにないでしょうが、500名規模のお葬式だったらいくらになるでしょうか?
500名ということを聞かずに、合計金額だけ聞いただけでは、あなたはその葬儀社に「値段が高い」というイメージを持ってしまうかもしれません。
葬儀プランの料金のしくみも確認
葬儀社の料金形態は、
プラン基本料(固定費用)+会葬用品等(変動費用)+オプション料金(要望に応じて)というかたちや、
基本プランに会葬用品○○個、オプションを含んでいるかたちなど様々ですので、事前に確認することが大切です。
簡単ではありますが、以上の事を葬儀社選びの際に思い出していただき、より良い判断ができるようにお役に立てれば幸いです。
市民斎場の葬儀プランをみる
町民斎場の葬儀プランを見る
御供花のご注文はこちら
想い出のお写真スライドショーについて
実際にご利用頂いた「お客様の声」
火葬場・火葬料金について